2022-04-18 【コーチング】第18回 ブレイン・ストーミング-スキル⑥ ブレイン・ストーミング-スキル⑥ まったくどうしてよいかわからない、または選択の余地がないと感じている(in the box)場合に、他の考えや選択肢、可能な解決策、思ってもいなかった新たな発想など、アイデアを生じさせます。 しばらく待ってもクライアントから案があがらなくなったら、コーチも思いつく案を伝えてみます。型破りな考え方はクライアントがまったく見えていないときに解決策を探すのに良い方法です。 ▶手順 ①まずクライアントの許可を得ます。例:「今日は少し違ったアプローチをしようと思うのですが、どうでしょうか」など ②ブレイン・ストーミングのプロセスを説明します ③思いつく限りの案を出して選択肢を広げます(するかどうかは別) ④コーチができたアイデアをリストにしていきます ⑤クライアントのアイデアが枯渇したらコーチも協力します 注意1:十分に待ってあげること。邪魔しない。手を差し伸べるのは早すぎないように。 注意2:現実性や、他の制限を考えているうちに案が消滅してしまい、思い浮かばないということをクライアントは経験しています。「するかどうか、できるかどうか、やるかどうかは別として」案を出してみましょう、とオープンな考えを引き起こさせる言葉を伝えましょう 注意3:ブレイン・ストーミングをしている間にコーチングをはじめないこと ▶例 ・「どんなものでもおもいつくものをとにかくすべて出してみましょう」 ・「一番、最初にあなたの頭に出てきたことはなんですか」 ・「ほかには?なんでもいいですよ。こんなの現実的じゃない、とか考えず、自由に言ってみましょう」 ・「ほかの人がやっていたことにはどんなものがあるでしょうか」 ・「昔やったことで、これとは違うけれどもうまくいったことは?」 ・「よくわからないけど、聞いたことがある」ということは? ・「あの人(モデリング、メンター)だったらどうするか・・・と思ってみると?」 本日の格言 常識とは、十八歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう アインシュタイン 矢内綾乃