矢内綾乃のコーチング学習備忘録ブログ

矢内綾乃です。学んだコーチングの備忘録として、アウトプットするためのブログです。

【コーチング】第2回 コーチング vs そのほかの援助職

メンタリング

 〝メンターという存在”と、〝学ぶ側”という明確な役割にわかれ、

メンターは通常初心者が自分自身で知りえない知識、経験を分け与えます。

メンターのすることは、教えを授ける、ということです。

 

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メンタリング vs コーチン

 コーチングでは、コーチが教えを授けることはありません。

コーチのすることは、

その人が本当に求めているものは何か、

本当の目標とは?

 

それをどのように実現しようとしているか、

それをその人と共に探し出し、陽を当て、現実に引き起こす手助けをします。

 

コーチの仕事は、”答え”を教えることではなく、あくまでパートナーとしてサポートをすることなのです。

 

 

コンサルティング

 コンサルタントの仕事は、クライアントのビジネス上の課題に対し、具体的な解決策を提案することです。

 

コンサルタントは、専門分野があり、ノウハウを持っています。ビジネスにおける戦略や、オペレーションの改善、ITなどさまざまです。コンサルティングの目的は、解決策を提案するところにあります。

 

 

コンサルティング vs コーチン

 コーチングでは、コーチから提案することはなく、すべてはクライアントからの提案により勧められます。

コーチの中には専門分野をもつ場合もありますが、本当のコーチの専門分野はコーチング・プロセス(過程・結果)にあります。

 

コンサルタントはクライアントに対し、自分の専門分野を持っている事をアピールしますが、

コーチの場合は、

クライアントが彼、あるいは彼女らの人生の唯一の専門家であり、クライアント自身の中に全ての答えがある、という考えを持っています。

 

コーチはクライアントが思考を整理し、自分自身を認識し、アクションプランを作り、その実行を助け、目標達成するまでのパートナーとなります。

 

一方、コンサルタントは自分が作ったプランをクライアントに取り入れてもらいます。

 

 

矢内綾乃

 

 

 

本日の格言

樹木にとって最も大切なものは何かと問うたら、

それは果実だと誰もが答えるだろう。

しかし実際には種なのだ。

byニーチェ